西大島　ハビビ(HABIBI)　巨大団地の中の本格パキスタン料理店

前から気になってた西大島のパキスタン料理店ハビビ(HABIBI)さんに今回訪問してきました。

場所は都営新宿線の西大島駅から徒歩１０分弱、ＵＲ大島四丁目団地内のテナントにて営業してるお店です。

初めてお店を知った時にウェブで見た店舗外観の、団地と本格パキスタン料理と言うミスマッチ･･･いや、見方によってはむしろマッチしているようにも感じるその雰囲気に惹かれていました。

西大島駅周辺にはこんな感じの巨大団地が幾つも並んでいます。

都内で団地と言えば高島平辺りも有名ですが、あそこもこんな感じなのでしょうか？

昔からあるような巨大団地だと、１Fがテナントになっている所は多いですが、場所によってはシャッター通りのようになってしまっている所もあります。

しかしこちらの団地の１Fはご覧のような賑わっている雰囲気。

中にはこんな異国情緒感じるインド系のスパイスや雑貨を取り扱っているお店もありました。

入ってみようかと思ったのですが、通りがかりにお店の方と目が合ってしまい、入ったら何か買わないと出づらそうな感じになりそうだったので今回は入らずお店へ向かいました。

あ、そうそうちなみにこの日、私は間違えて大島駅で降りてしまったので大島駅からこちらの店舗まで歩くことになってしまったんですよね。

ハビビさんの最寄り駅は西大島駅なのでお間違えの無いように皆様もお気をつけ下さい。

ただ、大島駅には私が浅草で以前伺った南インド料理店「SouthPark」の大島店があるので、いずれ大島駅にも再度伺ってみようとは思っているのですが。

ハビビ(HABIBI)の外観

こちらがハビビさんの外観、となりにはわらびもち屋さんがあり不思議な世界観になっています。

最近わらびもち専門店もちょこちょこと見かけますが、これもどこかのだれかが高級食パンや無人餃子店のように流行らせようと仕掛けたりしているんでしょうか？

そういえばホリエモンが発案したらしい「小麦の奴隷」ってパン屋さん、以前は地元にあって気にはなっていたんだけど、店舗名が私は少し嫌だなあと思って入る気になれなかったた。

ただ、ザクザクカレーパンが名物らしく、そちらは気になるので今度どこかを歩いててたまたま見かけるなんて機会に恵まれたら入ってみよう。

表の看板にはビリヤニやハリ、チキンカラヒ等のパキスタン料理店らしいメニューの記載がありました。

ハビビ(HABIBI)のメニューと店内の様子

私がこれまで行ったパキスタン料理店は、殆どのお店が店内にホワイトボードを設置していて、そこに日替わりのメニューが記載されているなんて形式だったのだけれども、こちらのお店はホワイトボードの設置は無くメニューから選ぶようです。

ナンの他にチャパティとロティ、パラタもありました。

ロティとチャパティは明確な区切りは存在しないなんて事も言われていたりしますが、こちらのお店ではタワで焼いた物をチャパティ、タンドール窯で焼いた物をロティと分けてメニューに記載しているようです。

アルパラタは何故かタワとタンドールで料金が少し違うのも不思議、折角だからアルパラタ頼んでみれば良かったなと今これを見ながら後悔しています。

ビリヤニの他にプラオも普通にメニューにありました。

普通のお店だたら「メニューを見て食べたい物を選ぶ」なんて当たり前の行為なのですが、私はパキスタン料理店ではホワイトボードとにらめっこ方式しか経験していなかった為、変な違和感を感じてしまいました。

それに大体のその手のパキスタン料理店はプラオとビリヤニは日替わりでどちらかだけ提供しているお店が多いのもあって

「本当にこのメニューの物全部提供可能なの？メニューによっては今日は無いとか言われたりしないかな？」

等と勘ぐってしまう。

ハリームとニハリとパヤ夢の競演、ホワイトボードのパキスタン料理店ではなかなか見かけない光景。

ただしパヤは冬季のみの提供のようです。

迷った挙句にハリームとコーラをオーダーしました。

ちなみに店内はまだ早い時間だったのもあって、お客さんは最初から最後まで私のみ。

良く見ると壁際にシーシャも置いてあるので、もっと遅い時間に行くと近所に住んでる若者たちがここでチルしてる姿を見かける事もあるかもしれません。

ハビビ(HABIBI)のハリーム

私はパキスタン料理には基本コーラを合わせます。

この手のお店あるあるなオレンジ色のドレッシングがかかったサラダ。

そしてこちらがハビビのハリーム

こちらのハリームは

肉風味が前面に出て、尚且つ肉の繊維もまだ舌先に感じるような、粘度の高いタイプ

のワイルドタイプなハリームで滅茶苦茶美味しい。

そしてチャパティ２枚じゃとても足りない。

なのでチャパティをもう一度お代わり（無料では無く普通に注文）したのですが、それでも若干ハリームを持て余してしまう位でした。

こういう肉感がまだ残ったタイプのハリームが物凄く好みなので、とっても気に入りました。

ただこの記事を作成する際にハビビについて調べたら日本ビリヤニ協会の会長であるビリヤニ太郎さんのブログがヒットしたので拝見させて頂いた所、なんと会長もこちらお店でビリヤニ＆ハリームを頂いていました。

会長のハリームの感想は

と私の印象とは真逆の感想でしたが、会長が訪れたのは2019年なので、それから３年で恐らくコックさんが変わり全く違う味になったのだろうと感じました。

この手のお店では、店ごとにマニュアルとかがあるようなお店は少なく、むしろコックさんの裁量に任せてるお店の方が多いでしょうから。

食べてる最中にビリヤニも気になったのでテイクアウトでオーダー

おうちで美味しくビリヤニも頂きました、こちらはスタンダードなパキスタン系のお店のビリヤニって感じで、普通に美味しかったです。

ハビビ(HABIBI)店舗情報