湯島　アトリエデリー （atelier DELHI）でケララの風を感じる絶品ミールスを食べてきました！

湯島・御徒町エリアでカレーと言えば、昭和31年創業の老舗「デリー」を思い浮かべる方も多いでしょう。私も大好きなお店で上野や御徒町辺りを訪ねた際には、お昼ごはんの選択肢として真っ先に上がる位です。

ただ、初訪問の時に頼んだカシミールカレーの美味しさにすっかりヤられてしまい、その後何度訪問しても毎回カシミールカレーを頼んでしまうので、実はカシミールカレー以外のカレーを食べたことが無かったりします。

デリー　カシミールカレー　2個セット　DELHI

↑まだ食べた事が無い方は是非一度お試しを！

滅茶苦茶辛いけど病みつきになります。

例えるならば天下一品で「次こそはあっさりを頼んでみようかな」と思いつつも行くと結局こってりを頼んでしまうような、そんな感じ。

そんなデリーが2021年11月1日にオープンさせた新店が今回訪問したアトリエデリー （atelier DELHI）、今月で丁度一周年を迎えました。

こちらのお店は通販限定商品の製造を兼ねており、レストランとしての営業は週末のみでメニューは週代わりで基本的に１種類

さらに席数はカウンターが３席と２人がけのテーブル席が１つの計５席と言うこじんまりとしたお店です。

場所は御徒町駅から徒歩５分位、デリー上野店とは大通りを挟んで向かい側の位置、細い路地を入った先にお店はありました。

私たちが向かったのは丁度お昼時だった為、デリー上野店には５，６人が並んでいた為「アトリエデリーはもっと混んでるんじゃないだろうか？」と不安になりつつもとりあえず行ってみる事に。

アトリエデリー （atelier DELHI）の外観

こちらがアトリエデリーの外観、シンプルながらもスタイリッシュで、アトリエと言う響きに納得する囲気。

お店の外に行列も無くほっと一安心。

こちらの看板を見る限りテイクアウトメニューもやられています。

実際私たちが食べている最中にもテイクアウトを購入しに来ている方が数組いらっしゃいました。

こちらが、私が訪れた週のメニュー、普通のインドカレー店等では見かけないような独創的なメニューが目を惹きました。

店頭には行列は無かったけれども、細い路地なのでもしかしたら記名制で実はかなりの待ち時間があるのかもしれない。

そんな事を考えつつ恐る恐る入店してみると･･･

なんとカウンター席は普通に開いており、待ち時間も無く入店出来ました。

「まだ世間にあまり認知されてなくてそんなにお客さんが入っていないのかな？」

なんて事をつい思ってしまったのですがそんな事は無く、単にタイミングがものすごく良かっただけでした。

私たちが席についてからはかなり頻繁にお客さんが来店していて、私たちの後の人は３０分後の案内等とされて記名だけしてお店を後にしていたり、テイクアウトを購入していたりと言った感じでした。

アトリエデリー （atelier DELHI）のメニュー

前述の通り、こちらのお店は基本メニューは１種類のみ。

なのでテーブルには本日のメニューが印刷されたペーパーが置いてありました。

この週のテーマは

「ケララ・アレッピーに居る気分で」

とのことで休日のリッチなマハラジャランチをイメージしたメニューとの事でした。

ちなみにケララとはインドの南西部にあり、アラビア海に面した600kmもの海岸線を有している事から海産物を使ったケララカレー等の料理が名物。

今回のお品書きは下記

南インドのミールスに、独自のエッセンスを加えたような、そんなメニュー構成です。

ちなみにアルコール等のドリンクメニューもあります。

アトリエデリー （atelier DELHI）で今回私が頂いたメニュー

席に着いてから10分もしないうちに運ばれてきたのがこちらのミールス。

メインのアレッピーブリカレーは別に大きめのハンディで提供されており、こちら単体だけでもかなりのボリューム。

同行した友人は「美味しかったので頑張って全部食べたけど、量が多くてお腹いっぱい」と苦しそうにしていました。

ちなみにアトリエデリーさんはご飯等が無料でお代わり出来ます（あればカレーやお肉もOKとのコメントもネットで見かけました）

私も今回食べていたらカレーが余ってしまったので、レモンライスのみお代わりさせて頂きました。ピーナッツが良いアクセントになっており、レモンの風味は控えめながらも口に含むと心地よいさわやかな香りとわずかな苦みを与えてくれ、カレーととても良く合いました。

サンバルと言えばミールスにはほぼ必ずついてくる定番料理ですが、大体の店舗でサラっとしたサンバルを提供しているのですが、アトリエデリーのサンバルは粘度もあり濃厚な味わいでとても美味しかったです。

鴨のシークカバーブはミントのチャッツネ(右の緑色のソース）につけて頂くのですが、シークカバーブが元々大好きなのもあってものすごく気に入りました。幾らでも出されたら食べられる位に美味しかったです。

鴨と言うことで普段食べている羊のシークカバーブと比べるとあっさりしているのかな？と思ったのですが、しっかりと鴨肉の味も活かしつつスパイスとも調和していて違和感も全くありませんでした。

メインのブリカレーはまさにケララ！と言った感じの王道を往くフィッシュカレー、私は普段南インド料理のお店に行っても、積極的にフィッシュカレーを頼む事はあまり無いので、こういう形で食べさせて貰えるのは逆に良い機会でした。

フィッシュカレーが苦手とかじゃなくむしろ好きなんですけど、他にも魅力的なメニューがあるとついソッチに食指が･･･って感じになってしまうんですよね。

鮭ハラスを使ったタンドリーサーモンもレモンライスと合わせて食べるとハラスの脂が程よくご飯に馴染んで美味しく、赤カブマサラもカブとポテトが良い感じにマッチしてて好きな味でした。

大満足＆お腹一杯でお店を後に。

デリー上野店と合わせて、また御徒町に行った際には必ず訪れたいお店でした。

アトリエデリー （atelier DELHI）店舗情報