前回の記事でも冒頭で唐突に呟いたのだけれども、敢えて今回も同じ書き出しをしよう。
今、川間がアツい。
その理由は、こちらも繰り返しになってしまうのだけれども再度説明すると、日本で暮らす現地の方向けなガチ系パキスタンカレー店が数店舗あるからだ。
川間駅周辺のカレー店を巡るに辺り、まずはなるべく行き辛い場所から行ってみようと言う事で、前回は駅から一番離れているエーシーデシさんにお邪魔した。
その時の様子がコチラ
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野田市木間ケ瀬 AG DESI(エージーデシ)のチキンビリヤニとアルゴーシュト
イマ、私の中で川間駅周辺がアツい。 と、言うのも私がブログを2年程休んでいる間、川間駅の辺りには私が好きなタイプのカレー ...
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前回訪問したエーシーデシさんもとても美味しいお店だった。
そして今回訪問するのが「メヘマーンサラエ」さん。こちらは武里にかつて存在したパキスタンレストランと言うカレー店で働いてた方が独立して始めたお店らしい(ネット情報)
ちなみにパキスタンレストランは現在「アジアンレストラン&バーラグジュアリーズ」と言う店名で営業しているのだけれども、パキスタンレストランから現在の店名に至るまでにぺチャンと言う店名でも一時期営業していた。
それ以前も大体1~2年で店名や営業形態にが変わっている為、あそこの場所はいつも長続きしないイメージがある。多分だけど今のお店もそんなに長くなさそう。
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武里 アジアンレストラン&バーラグジュアリーズのマトンビリヤニとチキンモモ
埼玉県春日部市にある「アジアンレストラン&バーラグジュアリーズ」に訪問した時の様子をお届けします。 こちらのお店は以前訪 ...
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さて、今回訪問するメヘマーンサラエさんに話を戻すと、コチラのお店は公共交通機関を使ってのアクセスは余り宜しくない・・・と、言うか悪い。
その為基本的には車でのアクセスが望ましい。
公共交通機関を使う場合は、川間駅から2キロちょっとの道のり、徒歩で約30分位田舎道を歩く事となる。
バスを使ってもバス停から1.3km程歩かなくてはいけない為、バスを使っても余り意味が無い。
一応野田市が運営しているまめバスと言うローカルなバスを使えば近くまではいけるのだが、1日数本単位しか運行しておらず、道中見てみた所最終便が夕方4時台だったっぽいのでこちらを利用するのも余り現実的ではなさそう。
なので今回私は
こんな感じの風景を延々と歩いてお店へと向かった。
途中、昔のアメリカ映画に出てきそうな風景に遭遇し少しテンションがあがる。
一応川間駅辺りはギリギリ都心部への通勤圏内だと思うのだが、少し駅から離れるととてもそうは思えないような景観になって歩く度に新鮮な驚きがある。
私にとって現在、川間駅から歩く際のもう1つの楽しみになっている。
メヘマーンサラエ(Mehman Saraye)の外観とメニュー
外観
洋館のような雰囲気の建物、グーグルマップのストリートビューで見てみた所、2012年辺りから、2020年にメヘマーンサラエがオープンするまで8年以上もずっと空き物件になっていたようだ。
店内の様子
店内は外観の通りに結構な広さがあり、御覧のようにテーブル席もたくさんある。
お店の奥には店名を冠した人工芝が張ってある。
人工芝を壁に貼って装飾すると言うアイディアはなかなか斬新だなあと感じたのだけれども、こうしてみると意外と悪くないよね。
ちょっと学校の黒板っぽい雰囲気なのも素敵。
ランチタイムはバイキングもやられているようで、ブッフェ台があった。
こちらがランチバイキングのメニュー、バスマティライスも食べ放題。
一部消えちゃってるけど上記を見るにカレーは3種類な感じで、チキンドピアザ(鶏肉とタマネギのカレー)とダルマッシュ(ひきわり豆のカレー)は分かるんだけどMUTTON ROGNTはどんなメニューなんだろ?
マトンなのは分かるんですけど、その後の単語が分からず・・・で、調べても出てこずで多分綴りが何か違ったりするんだろうと思うのでいずれ分かったら追記しておきます。
メニュー
※メニューに記載の価格は訪問当時の物で現在とは価格が違っている可能性があります。予めご了承下さい。
こちらは普通のメニュー
チーズナンやガーリックナン、お子様セットやレディースセットもあったりと正にレギュラーなラインナップ
こちらもまさにレギュラー!と言った感じのカレーラインナップですが、パキスタン系のカレー店だと、ネパール系のカレー屋さんとは同じマトンカレーを頼んでみても結構味付けが異なる事も多いので逢えてスペシャルじゃなくレギュラーメニューを頼んで違いを楽しんでみると言うのもアリです。
タンドール窯を使う系のメニュー、こちらもいつもの顔ぶれな感じ。
ドリンクメニュー。
そしてこちらがこの日のスペシャルメニュー。
分からない単語がある場合は下記を参考に解読を試みて頂ければと。
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インドカレー店・パキスタンカレー店のメニューで良く見る単語をまとめ&解説してみました!
このページではインドカレー店やパキスタンカレー店で良くメニューに使われる単語や、料理名の解説をしています。 パキスタン系 ...
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ちなみにメヘマーンサラエさんは、こんな感じでスペシャルメニューも分かり易く写真でテーブルメニューに掲載されていた。
ホワイトボードに掲載されているスペシャルメニューと一致しているのを見るに、多分毎日日替わりで中の写真を入れ替えて、日本人でもスペシャルを頼み易いように気遣ってくれてるんだろうなあとホッコリした気持ちになった。
そんなわけで、今回はマトンニハリとチキンビリヤニをオーダー、ニハリ食べるの結構久しぶりなので嬉しい。
メヘマーンサラエ(Mehman Saraye)のマトンニハリとチキンビリヤニ
まずはサラダ。
そしてニハリとビリヤニがほぼ同時に到着。マンガ肉のような骨付きマトンが中央にドドンと鎮座する迫力ある仕上り。
そしてコチラがチキンビリヤニ、出身だからかパキスタンレストランのビリヤニとも少し似ているような感じ。
ちなみにコーラとスプライトを注文したところダイレクトに缶で提供して頂きました、これはこれで現地感があって嫌いじゃない。
わぁ美味しそう。
てな感じで頂いてみたのですが・・・
どちらも滅茶苦茶美味しい
チキンビリヤニってマトンビリヤニに比べるとあっさりしてるのもあり、私の好みだとお店によっては食べてて若干の物足りなさを感じることもあるのだけれども、こちらのチキンビリヤニはスパイスがガツンと来る感じで、食べてて物足りなさを感じる事は全く無かったし、最後の1粒まで美味しく頂けた。
以前草加のニューホットマサラで頂いたニハリはシャープなスパイスの刺激が特徴だと感じたのだが、こちらのニハリはシチュー的な味わいでコクはありつつもまろやかなスパイス風味があり、味の方向性はかなり異なるがとても美味しかった。
肉もスプーンでちょっとつつくだけで骨からぽろっと外れる位にやわらかく煮込まれていた。
食べ終えてからもスパイスで胃が刺激されているからか
「同じ物をもう1セットいけるんじゃないだろうか?」
なんて感じてしまう・・・と言うか単純に美味しかったのでもっと食べたいと思う位だった。
しかし、店員さんがデザートを持ってきて下さったので、ここで〆て帰る事に。
こちらはマンゴーとココナッツの風味がするプリンのようなデザートだった。
メヘマーンサラエ(Mehman Saraye) 店舗情報
メヘマーンサラエ(Mehman Saraye) 店舗情報 | |
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住所 | 〒270-0236 千葉県野田市東金野井1070−2 |
電話番号 | 047-115-3497 |
HP | https://www.facebook.com/Mehman-Saraye-Resturent-Japan-104708944393080/ https://twitter.com/Mehmansaraye |
営業時間 | 11時00分~23時00分 |
あとがき
パキスタン料理店ってどこのお店で食べても大体美味しいし
「うわ~ここ無理だ~二度と来るのやめよう!」
なんて思った事も無い。
大体
「機会があればまた来よう」
って感じでお店を後にするんだけれども、
こちらのお店はそれよりも1段階上
「絶対にまた来よう」
そんな風に思えるお店だった。
場所が場所だけにそうそう頻繁には来れないのだけれども、恐らく私はまた数ヵ月後辺りに川間駅からヒイヒイ言いつつ30分の道のりを歩いてお店に向かうと思う。
それ位にこちらのお店はお薦め、美味しいパキスタン料理が食べたい方は是非とも1度訪れてみるのをお薦めする。
それでは!
ニハリ (Nihari) カレー スパイス ミックス 60g 【Shan】 / パキスタン料理 Foods(シャン フーズ) 中近東 アラブ トルコ 食品 食材 アジアン食品 エスニック食材