その日私は折角の休日だと言うのに、余り嬉しくない来訪者のチャイムによって叩き起こされた。
インターホンのモニターを覗いてみると見慣れない筋肉質な男性、その時点で「ああ・・・」と察しがつく。
それと同時に苛立ちが沸いた。
「こちとらまだ4時間位しか寝てないんだよ、どうせあれだろなんかの訪問営業だろ、塗装か?屋根か?インターネットか?」
男の風貌からインターネットは無いだろうと察し、正直居留守でも良かったんだけど、何の営業か確かめてみたい好奇心も若干あったのでインターホンで応答してみる。
すると案の定屋根の営業だった。
「ご近所のぉ~、○○さん家の屋根を工事してたらぁ~、たまたまお宅の屋根が見えてぇ~、そしたら屋根のナンタラが剥がれててぇ~心配になってお伝えに来たんですよぉ~」
テンプレ通りの営業トークがはじまった、1年間に数回は聞かされる奴。
大概の場合この手の業者の「お宅の屋根がー」はウソなのでご注意を。
むしろ「ご近所の○○さん」自体もウソである場合が多い。
本気にして屋根に上げたら適当な事言われて相場よりも高い見積もりを出されるか、酷い業者になるとわざと屋根を壊すなんてこともあるらしく、何にせよ碌な結果にはならない。
なので
絶対にこの手の業者が来ても屋根に上げない
のが大事。
多分これを読んでいる越谷近隣にお住まいの方々の中にもその手の営業に迷惑している方も多々いらっしゃるでしょうからくれぐれもお気をつけ下さい。私個人としては夕方の放送や回覧板等でも、あの手の業者の訪問営業に対する注意喚起を促して欲しいなと思ったりラジバンダリ。
そもそも
家に突然やってくる営業は全部碌なもんじゃない
私はそんな風に思ってますし、そう思ってても特に人生で損をする事は無い気はします。
そんな業者のせいで起こされ、一度目が覚めてしまうと二度寝が出来ない私は、不機嫌なまま寝ぼけ眼をこすりつつ
「そうだ、この憂鬱な気分を解消するにはだったらちょっと遠出してビリヤニでも食べに行こう」
と、思い立った。
そんな訳で急遽この日は、小岩のビリヤーニーハウスへ行く事に。
小岩 ビリヤーニーハウスの外観や店内の様子
外観
お店は小岩駅南口から徒歩5分程、小岩中央通り沿いにある。
今地図を見たら昭和通りを進んで途中で左折するルートだと割りとショートカット出来るっぽいのだけど、私は駅を出て左折し小岩中央通りに当たるまでまっすぐ進んで、小岩中央通りに差し掛かったら右折するルートを選んでしまった為、かなり遠く感じた。
ビリヤニの他にミールスやドーサ等、南インド系の料理が並んでいた。
以前訪れた行徳のビリヤーニーハウスはニハリやハリーム等パキスタン系の料理がメインだったので不思議に思ったのだが、調べてみた所あちらのお店とはただ単に店名が似ているだけで系列店等では無いとの事だった。
店内
店内はテーブル席とお一人様用のカウンター席、今回はお一人様なので当然カウンター席へ。
お昼時は過ぎていたのですがさすが土日、割かし込んでいます。
小岩 ビリヤーニーハウスのメニュー
※メニューに記載の価格は訪問当時の物で現在とは価格が違っている可能性があります。予めご了承下さい。
ランチメニューはこちら、どこのお店でも見かけるようなラインナップにプラスしてビリヤニランチ。
ビリヤニはデフォルトだとチキンビリヤニ(?)なのですが、追加料金を払うとベジタブルビリヤニ、マトンビリヤニ、シックケバブビリヤニ、プラウン(海老)ビリヤニに変更が可能。
ワンコインカレーライスと、アフタヌーンセットは共に500円。
ドーサセットもありました。
久しぶりに食べたいなあと思いつつもビリヤニがあるとそっちを優先してしまう。
南インドのお店なので当然ミールスもありました。
ミールスにしようか悩んだけども、数秒間に及ぶ脳内会議の結果「ビリヤニハウスなんだから初訪問はビリヤニでしょ」と言う結論に至り、ビリヤニを注文。
その際に食べた事が無いシックケバブ(シークカバブ表記のお店も多い)ビリヤニをセレクト。
カレーも上記メニューの中から1種類選べるとの事だったのでスパイシーチキンカレーを選び、ドリンクはラッシー、カレーの辛さは辛口にしました。
小岩ビリヤニハウスのシックケバブビリヤニ
まずはサウザンドレッシングがかかったサラダが提供、そういえばサラダがついてこないお店って殆ど無いよね。
そしてラッシー、何故かここでデジャヴを感じたんだけど、思い返したらその前に行った野田のエーシーデシでも似たようなデザインのコップにラッシーが注がれてたからだった。
なんかあちらの伝統的なデザインなんだろうか?それともこの手の食器を納入した業者が同じとかそういう理由なんだろうか?
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こちらがビリヤニハウスのシックケバブビリヤニ、御覧のようにぶつ切りにされたシックケバブが入っています。
添え物はセレクトしたカレーとライタ。
こんな感じでゴロゴロと入っています。
多分だけど白いバスマティライスは自然に鍋の中でムラになったとかじゃなく後から混ぜているような雰囲気がしました。
もっともそれはこのお店だけじゃなく、むしろそういうお店の方が多そうなイメージがあります。
シークカバブの他にひき肉や鶏肉の欠片が入っていました。
多分デフォルトのビリヤニを頼んだら、今食べているビリヤニからシークカバブが除かれた状態で提供されるんだと思います。
なのでベジタブルやマトン、プラウン等を注文しても恐らくはこれと同じでデフォルトビリヤニに後から足して提供するような感じかも。
南インド料理店のビリヤニは私のイメージだと割とあっさりめなお店が多いイメージだったのですが、こちらのお店のビリヤニは割とアグレッシブなビリヤニで、しっかりとスパイスが口の中ではじけるようなタイプでとても美味しかったです。
さすがビリヤニハウスと冠するだけのクオリティーでビリヤニ自体はとても美味しく頂けましたが、シークカバブは若干パサついていて残念。
八潮のシャージで頂いて感動すら覚えたジューシーなシークカバブを頂いて以来、どうしてもあそこと比べてしまうのですが、まずいとかじゃなく普通には美味しかったのでご安心下さい
小岩ビリヤニハウス 店舗情報
小岩ビリヤニハウス 店舗情報 | |
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住所 | 〒133-0056 東京都江戸川区南小岩8丁目9−4 II1階 宝生ビル2 |
電話番号 | 03-6657-8094 |
HP | https://biryani-house.jp/ |
営業時間 | 11時00分~22時00分 |
あとがき
かなりの人気店のようで、土日とは言っても駅から少し離れれた場所で尚且つお昼時を外してうかがったにも関わらずひっきりなしにお客さんが来ていて繁盛している雰囲気でした。
個人的にはこういアグレッシブなビリヤニの味付けがとても好みなので、近くに伺った際にはまた再訪したいお店です。
それでは!
パキスタン産 バスマティライス 1kg / スパイスカレー ナシゴレンに インド料理 バスマティ米 高級米 長粒米 インディカ米 エスニック食品 ビリヤニ basmati rice (1㎏)